2020年7月21日から農林水産省は「Go To Eatキャンペーン」の公募を開始しました。このキャンペーンはどういうものなのか消費者の立場から説明していきましょう。
このGo To Eatキャンペーンは、新型コロナウィルスにより収入が減った飲食店と、その飲食店に食材を供給する農林水産業者を応援することを目的に、国からの補助により、消費者に(1)使える額面よりも安く買える食事券を購入してもらう方法と、(2)オンライン予約サイトで次回の食事代金の一部に充当できるポイントを付与する、という2つの方法で飲食店への来店を促すものです。
食事券使用の場合と、オンライン予約サイトを利用の場合をもう少し詳しく説明します。
1食事券使用の場合
- 地域の飲食店で使えるプレミアム付食事券(購入額の25%分を上乗せ)を購入できる。
- 1セット12500円分の食事券を10000円で購入できる。
- 1回あたり2万円分購入できる。
- 食事券の使用にあたりお釣りは出ない。
- 開始時期は食事券発行事業者の公募を行い8月下旬に事業者と契約。準備が整った地域から順次実施。
- 販売は2021年1月末まで。
- 食事券の有効期限は3月末まで。
2オンラインで飲食店予約の場合
- オンライン飲食予約サイト経由で期間中に飲食店を予約・来店すると次回以降に使えるポイント付与。
- 付与されたポイントは次回の代金からポイント分を割引。
- 昼食時間帯は500円、夕食時間帯(15:00〜)は1000円分のポイント付与。
- ポイント付与は1回の予約あたり10人分(最大10000円分のポイント)が上限。
- 開始時期はオンライン予約サイト事業者の公募を行い、8月下旬に事業者と契約。状況を踏まえて開始時期を検討。
- ポイント付与は1月末まで。
- ポイントの有効期限は3月末まで。
3今回の公募とは
7月21日の公募開始は、オンライン予約サイト事業者、食事券発行事業者、実績確認事業者等の公募です。個々の飲食店はこの公募で決定した事業者に登録(※)することになります。
※新規加盟飲食店はキャンペーン期間中の月額基本料を無料とする
開始は早くても2020年の9月以降になりそうですね。開始を楽しみに待ちたいと思います。
