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持ち家か賃貸か

持ち家か賃貸か、どっちが良いの? 

持ち家か賃貸か、皆さんはどちらでしょうか。

これから購入する方もいらっしょるかとは思いますが、世代的には、若い頃に住宅を購入した住宅ローンが残っている方や賃貸にお住いの方が多いように思います。

持ち家でも夫婦二人になって広い家が必要でなくなったり、賃貸でも高齢になった時に更新できるかなど様々な問題や不安があるかと思います。持ち家と賃貸どちらが良いのか、それぞれの事情により、「こちら」と断言は出来ませんが、少し考えてみようと思います。

持ち家・・

持ち家であれば、自由に手を加えることができ、自分の好みに合った家を作ることができます。
購入する時は殆どの方が住宅ローンを組んでいると思いますので、心配があるとすれば、何らかの事情により「働けなくなった時はどうするか」だと思います。
また、近隣トラブルなどに巻き込まれても簡単には家を変わることが出来ません。

 景気や健康状況など、不安なこともありますが、それは賃貸でも変わりありません。
賃料を払うなら、自分の財産になるので購入した方が良いのではと感じています。

今は50歳を過ぎても住宅ローンを組むことが出来ます。
79歳まで組めるようです。(勿論、価格と年収によりますが)
ここ数年の低金利で、月々の支払いが安くなり購入できる物件が増えているのではないでしょうか。
私たちの世代が新たに購入する場合は、居住価値と資産価値(駅前など)を合わせて考えるか、居住価値を一番の目的として、本当に住みたいところに購入するか(自然豊かな所など)だと思います。

ちょっと一息 火災保険を見直そう
以前震災があったころ、地震による火災が発生した場合は、一般の火災保険だと補償の対象外となることから、地震保険の加入が増えてきていました。ただ、この地震保険も一般災害(台風や津波など)は対象外となっている保険が多いです。直近では一般災害も補償の対象とする保険の販売も開始されていますので、一度見直しをしてみませんか?

賃貸・・

賃貸の場合は、住んでいる限りずっと賃料を支払うことが必要となります。その原資をどうするのか考えておく必要性があります。 

賃貸の場合は、転居時に入居費用として概ね3~4か月分の賃料分の費用がかかることが多いですが、生活水準に合わせて転居することにより賃料を変動させることが出来ます。また、設置している家具家電が壊れてもオーナーが原則修理してくれますので、賃料払い続けている限り住まいは確保できます。 問題は、定年後に収入が年金となった場合に、直接賃借人になれない場合や別途保証人が必要となる場合があり、住まいを移る時には借りられる物件が少なくなるようです。
ただ、賃貸は自由に住むところを決められますし、新築物件など新しい所に住み替えていくことも出来ます。町内会など面倒なことも少ないように思います。
しかし、定年後65歳から85歳までの20年間家賃8万円のところに住んでも1920万円かかります。更新料を含めたら2000万円超え。年金と貯蓄でどう賄うかを考えておかなくてはなりません。

ではどちら・・・

持ち家と賃貸では住宅に生涯支払う金額が多少変わってきます。
維持費が莫大にかかる贅沢な住まいでなければ、持ち家の方が賃貸より負担が少ないようです。
住宅ローンが終わってしまえば、多少古くても取り敢えず住む場所がある持ち家が、良いのではと思っています。

このところ私の周りでは、50歳を過ぎて住宅を購入する方がいらっしゃいます。
奥様が1人になった時に住宅を借りられないと困るからという理由の方が二人ほど。
ローンも無事に審査が通ったそうです。(奥様想いです)

また逆に持ち家を売却して、高齢者向け賃貸住宅に転居される方もいらっしゃいます。
バリアフリーに配慮した住まい、同世代との暮らしに安心を求める方も増えているようです。
人によって、ライフプランは千差万別ですので正解はありませんが、 自分のライフプランにより持ち家が賃貸かを考えていただきたいと思います。

参考 年収による借入金目安
 年収       借入金
400 万円     2,420 万円      ※50歳以上の方は35年ローンは組めません。
500 万円     3,000 万円       無理は禁物です。
600 万円     3,630 万円
700 万円     4,230 万円
800 万円     4,840 万円
900 万円     5,450 万円
1,000 万円     6,050 万円
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