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サンフランシスコ

先日、サンフランシスコを訪問したことをアップさせていただきましたが、その滞在中にちょっと怖い思いをしました。

白昼堂々の窃盗に遭遇

2018年11月16日に訪れた時は山火事の影響で空気が悪く、マスクを買うためにフィッシャーマンズワーフのドラッグストアに行きました。
ついでにどんな商品があるのか、市場調査も兼ねて店内を見ていたところ、体格の良い2人の女性がやって来て、私たちの背後で2種類の薬を棚から大量に出し始めました。
最初は、そんなに買うの?って思っていましたが、出した薬を慌ただしくバックに詰めだしました。『えっ!これって・・』と思っていたら、店員さんが携帯のカメラを翳しながら近寄って来ました。2人の女性は「Don’t touch me!」と繰り返すものの、いっこうに薬を詰めるのを止めません。店員さんはその様子を一定の距離を保ち撮影をしています。
私たち3人は、その場を少しずつ後ずさりしながら移動。内心はドキドキ。

暴れたりしないで欲しい

現行犯を目の前にしても何も出来ません。
お目当ての薬を全部詰めて「Don’t touch me!」を繰り返しながら、ゆっくりと店を出て行きました。店員さんは、やはり一定の距離を保ちながらお店を出て行くところまで撮影をしていました。
これ白昼堂々の犯行です。日本の万引きとは全然違います。
私の憶測ですが、銃を持っているかもしれないので、店員さんも取り押さえたり怒鳴ったりしないのではと思います。
証拠として携帯でビデオ撮影しているようでしたが、2人とも気にしている様子も無かったです。流石に道路に出た後は、小走りで逃げていきましたが。

アメリカ本土は怖いと思った一件です。
店員さんの様子からみて、2人は常習犯だろうと思います。
海外では何が起こるか分かりません。銃社会では正義感だけで行動することも出来ませんので、トラブルに遭遇してしまったら慌てずに自分の命を守る行動をしてくださいね。
決して単独行動はしないで、人通りのない所にも行かないようにしてください。

Prop47って

日本に帰国後調べてみました。
(行く前に調べておけば良かったのですが・・( ̄▽ ̄;))
2014年にProp47という法案が施行されたとのこと。Prop47は、州刑務所の予算の削減を目的に軽度の犯罪(窃盗、車上荒らし、薬物)の罪を軽くするという法案で、窃盗など軽犯罪は逮捕されない場合もあるとか。逮捕されたとしても軽い刑罰となるようです。
さらに、同犯罪で収監されている人たちも釈放となったとか。恐いです。
今までは「逮捕されて刑務所に行くのはな嫌だ」と思っていた人が、「逮捕されないなら、ただで貰っちゃおうかな」と思ってしまったのでしょうか??
この法案が施行されて以来、サンフランシスコでは、窃盗、車上荒らしなどの犯罪が多くなったそうです。
そういえば、お嫁ちゃんも仕事でサンフランシスコに行った時に、車上荒らしに遭い荷物を全部取られ、(パスポートも)帰国予定日を過ぎても数日間帰れなかったという経験をしたことが有るって言ってました。海外に行かれる時は、グルメ情報だけではなく、いろんな情報を確認してからお出かけくださいませ。

私はフィッシャーマンズワーフを一人で歩いたりして、今思うとぞーっとします。

 

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