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【香港だより】香港で日本食材ショッピング

香港での日本食材

海外で生活していると、日本の食材がやはり恋しい。香港では、残念ながら魚介については日本のスーパーのような品揃えはないが、肉類や野菜の品揃えは豊富。ちなみに、エジプト第2の都市、アレクサンドリアに住んでいる友人がいるが、彼に話を聞くと日本の食材は皆無らしい。
さすが、在留邦人が2万5,000人を超えている香港。さらに日本からそれほど遠くない地勢もあり、日系のスーパーもまずまず充実。毎日の食材の買い出しには困らないので、日本人が暮らすのにそれほど不自由を感じないはずだ。ところで、数年前まで香港の在留邦人に人気のスーパーは、日本でもお馴染みのAEONやAPiTAだった(個人的見解)。しかし最近、その勢力図が劇的に変わりつつある。

2019年7月に第一号店がオープンしたDON DON DONKI(日本では、ドン・キホーテ)の登場だ。日本のドン・キホーテは、バラエティショップ感が強いが、香港では日本直送の肉や魚介類、野菜や果物、さらには菓子類の品揃えが豊富なスーパーマーケットのような趣。ただし、店内のつくりは本家のドン・キホーテ同様、まさにカオスな状態(笑)。香港の皆さんは日本の食材に興味のある人が多いので、いつ訪れてもびっくりするほど密な状態だ。さて、そのDON DON DONKIの出店ラッシュが止まらない。2020年11月12日現在で5店舗を展開、来年2月までに6店舗とするそうだ。

またこの9月、私の住む尖沙咀エリアに日本の食材や生活雑貨を扱う谷辰(GUU SAN)というスーパーマーケットがオープン。こちらは健康をテーマにした品揃えを中心としているので、AEONやAPiTA、DON DON DONKIとは一線を画すイメージだ。

我が家の食材の買い出しは、日本のものが簡単に手に入るこれらのスーパーマーケットが中心。さらには、オンラインの注文で新鮮な食材が日本から自宅に直送されるオイシックスの利用が定番中の定番となっている。だから、毎日の食卓は、日本に住んでいたころとそれほど変わらないのだ。感謝。

 

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