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洋服ともマッチする雪駄「TEMPYO」を6/20より国内先行予約

雪駄や草履というと着物や作務衣に合わせるもの、と思っていましたが奈良の株式会社DESIGN SETTA SANGOが奈良の世界遺産、正倉院の宝物に描かれている天平文様を刺繍した、スタイリッシュな「SETTA」シリーズ「TENPYO」を6月20日から日本で先行予約を開始します。

100年以上前から雪駄や草履の生産地であった奈良県三里町に2009年にオープンした「CAFÉ FUNCHANA」が、カフェの常連客であった雪駄職人と地元の産業を盛り上げたいと、2013年に「DESIGN SETTA SANGO」と名付け、雪駄の展示販売を行ったところ10日間で50足が完売、翌年は発売初日に100足を売り上げ、毎年新作を出すようになり、2015年に株式会社化。2017、2018年のミラノデザインウィーク(ミラノサローネ)出展やアメリカニューヨークでの2年間のテスト販売、シンガポール・北京・台湾での展示イベント出展を経て、本年より本格的に海外展開をしていくそう。

通常の雪駄を作るよりも約10倍の製作時間がかかるそうで職人が1足1足丁寧に仕上げているとのこと。株式会社DESIGN SETTA SANGOによる商品紹介は次の通り。

■鼻緒
丸みを帯びて太く、4層のクッション素材・綿が入っていて、履いている人の形にフィットします。この技術は三郷でも熟練の鼻緒職人しかできない技術です。

■天(インソール)
バイアス(フチ取り)を使わず、より高度な技術が必要となる底に直接仕上げる「天巻き」にて加工。ソフト素材と柔軟素材の2層のクッションを入れ込み、フカフカした履き心地が気持ちいい。三郷町でも熟練の職人しかできない技術です。

■底(ソール)
独自で型を作製。俵型の丸くて横幅がしっかり取れるフォルムをオリジナルでデザイン。
さらに「加工底」という全国的にも珍しい技術を用い、職人が二度も削りをかけて柔らかなカーブを作り上げています。
材質はオリジナルのEVAを採用し、靴に近い感覚で履くことが出来ます。奈良県御所市の子ども向け玩具も手掛ける靴底業者が製造しており、環境にも配慮されています。
外履きはもちろんルームシューズとしても使用可能です。アスファルトにすり減りにくく、家のフローリングを傷つけない底に仕上げています。

洋服にも合う「TEMPYO」シリーズは初回200足の限定予約販売を6月20日からスタート。海外では2021年秋以降に販売予定。

 

名称:DESIGN SETTA SANGO TEMPYOシリーズ
価格:10800円(税込み11880円)
サイズ展開:S(22~23.5cm)、M(23.5~25cm)、L(25~26.5cm)LL(26.5~28cm)、3L(28~29.5cm)
デザイン:全4種類

 

サンダル、ビーサンとは違った夏のおしゃれが楽しめそうです。

 

■2021年6月20日国内先行予約受付スタート。商品の詳しい情報やお申し込みは株式会社DESIGN SETTA SANGOのWEBサイトをご確認ください。
http://www.designsetta.jp

 

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